2024年12月1日に、『石見銀山の森を考える』フォーラムを実施します。
世界遺産・石見銀山で最も来訪者が多い公開坑道「龍源寺間歩」の周辺は、スギの植林を中心として手入れされていない森林となっています。
表土の薄い鉱山エリアでもあり、根返りによる倒木とそれに伴う落石が度々生じてきました。
岩盤に残る採掘痕跡などが低木や雑草に覆いつくされ、可視化できないため、鉱山跡でありながら「単なる森林だ」という誤解も生じてきています。
そこで、森林の保全と適切な在り方について官民で検討会議を実施します。
成果についても、今後の適切な森林の管理に係る指針とすべく「提言報告書」としてまとめ、官民で活用する予定です。