龍源寺間歩
お知らせ
工事期間中 入り口一時変更のお知らせ
龍源寺間歩、入り口付近の舗装工事を令和7年12月8日(月)から12月12日(金)に実施します。
この間、入り口を閉鎖し、入場は出口からに変更し旧坑道で折り返して出口から退場していただくようになります。
工事期間中、車いすでの入場はできません。ご了承ください。
チケット売場は図の場所に変更になります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
※予定が変更になる場合がありますので、最新情報はホームページでご確認下さい。
※なお、12日は工事予備日となっています。工事の進捗次第では開場します。
メニュー
龍源寺間歩の概要
龍源寺間歩は石見銀山で唯一常時見学できる間歩(坑道)です。江戸時代中頃の開発で入口から約160メートルが公開。壁面にはノミで掘った跡など当時の坑内の様子を知ることができます。
【坑道内の見学について】
坑道は狭く、結露した壁ははがれやすくなっています。
頭上や壁には十分注意して前に進んでください。
◆料金:高校生以上500円 小中学生250円 料金表へ
◆住所:島根県大田市大森町ニ183
◆電話:管理棟 TEL:0854‐89‐0347
◆営業時間:9:00から17:00まで(12月から2月は16:00まで)
※最終入場は10分前まで
銀山豆知識
1.銀山豆知識 間歩(まぶ)とは?
2.銀のありかを教える植物
3.銀の鉱脈
見どころスポット!
『間歩』とは鉱石を採掘するための坑道です。
石見銀山には、大小あわせて1000もの鉱石の採掘や水抜き、試掘に使われた坑道『間歩(まぶ)』があります。
龍源寺間歩(600m)は、江戸時代前期に掘られた坑道跡でです。
入口には番所が設けられ、役人の詰め所や銀鉱石置場があり、坑道内は厳重に見張られていました。1日5交代で、横幅2尺、高さ4尺の穴を少しずつ慎重に掘って銀を採掘していたと伝えられていて、壁面には当時のノミの跡がそのまま残っています。
坑道は一部しか公開されていませんが、鉱脈に沿って掘り進んだ横穴や垂直に掘られた竪坑を見ることができます。また、周辺に見られる「ヘビノネゴザ」というシダ植物は、貴金属を含む土壌でも育つ性質を持ち、金や銀の鉱山発見の手がかりになったと言われています。

石見銀山遺跡とその文化的景観
石見銀山は、1527年に九州博多の豪商神屋寿禎(かみやじゅてい)によって発見されて以来、1923年の休山まで約400年にわたって採掘されてきた世界有数の鉱山遺跡です。
大航海時代の16世紀、石見銀山は日本の銀鉱山としてヨーロッパ人に唯一知られた存在でした。16世紀半ばから17世紀はじめには、世界の産銀量の約3分の1を占めた日本銀のかなりの部分が、石見銀山で産出されたものだったと考えられています。
石見銀山で産出された銀は高品質で信用が高く、アジア諸国とヨーロッパ諸国を交易で繋ぐ重要な役割を果たしていました。
2007年7月、環境に配慮し、自然と共生した鉱山運営を行っていたことが特に評価され、「石見銀山遺跡とその文化的景観」として、鉱山遺跡としてはアジアで初めての世界遺産に登録されました。
石見銀山遺跡とその文化的景観がもつ世界遺産としての普遍的価値
- 世界的に重要な経済・文化交流を生み出した16世紀、石見銀山では、東アジアの伝統的な精錬技術である灰吹法(はいふきほう)を取り入れ、良質な銀を大量に生産しました。日本史上まれな銀生産の隆盛により、大量の銀が貿易を通じ、16世紀から17世紀の東アジアへ流通したことで、東西の異なる経済・文化交流が行われました。
- 伝統技術による銀生産方式を豊富で良好に残す江戸時代の石見銀山では従来の伝統技術による銀生産が続けられました。しかし、明治維新を迎えた19世紀後半以降、ヨーロッパの産業革命で発展を遂げた新技術が導入されましたが、銀鉱石が枯渇したために鉱山活動が停止しました。その結果、今日、石見銀山遺跡には鉱山開発の伝統的技術による銀生産の跡が良好に残されました。
- 銀の生産から搬出に至る全体像を不足なく明確に示す石見銀山遺跡は、銀の採掘から精錬、搬出に至る鉱山運営の全体像を不足なく明確に示しています。また、銀山に関係する遺跡と豊かな自然環境が一体となって文化的景観を形成する例は、世界的に極めて貴重です。
料金
令和6年4月1日からの料金
| 区分 | (高校生以上) | (小、中学生) | 対象 | |
|---|---|---|---|---|
| 通常 | 通常料金 | 500円 | 250円 | |
| 割引 | 団体 | 400円 | 200円 | 20名以上 |
| WAONカード | 400円 | 200円 | WAONカードでの支払い | |
| 障がい者及び介助者 | 400円 | 200円 | 障がい者手帳等を提示した障がい者1名につき、その介助者1名 ※ミライロID使用可(令和3年11月5日登録) |
|
| 他施設連携等 | 400円 | 200円 | 1.しまねカード提示 2.島根県立古代出雲歴史博物館入館者 割引チケット 3.石見の国おおだ観光大使名刺提示 |
|
| 学校教育島根県以外 | 200円 | 100円 | 学校が編成した教育課程に基づく活動により教職員に引率されて入場する者 | |
| 免除 | 学校教育島根県内 | ※全額免除 | ※全額免除 | 学校が編成した教育課程に基づく活動により教職員に引率されて入場する者 |
| マスコミ等の取材 | ※全額免除 | ※全額免除 | 観光PR・観光振興につながる取材。あるいは旅行エージェントによる視察。 |
アクセス
山陰自動車道 出雲インターから約50分
中国自動車道 三次インターから約1時間半
浜田自動車道 大朝インターから約1時間
山陰本線大田市駅からバスまたはタクシー
[詳しくはこちら]
大森町内の移動
- 龍源寺間歩までの行き方:石見銀山公園から龍源寺間歩までの道は観光車両は通行できません。徒歩またはレンタサイクル、ぎんざんカートをご利用下さい。
- 駐車場:石見銀山世界遺産センターに大型駐車場があります。世界遺産センターから路線バスに乗り代官所跡前で下車して下さい。銀山公園、代官所跡前にも駐車場がありまが、収容台数が少ないため土日、繁忙期はほとんど満車になっています。
関連情報 (外部サイトへのリンク)
龍源寺間歩周辺
減免申請等
- 龍源寺間歩では、次の入場者に限り入場料を減免(免除)しています。
- 事前に指定管理者まで申請書を提出(送信)のうえ、手続きを行ってください。(1週間前までに申請)
- 学校教育の一環 県内・県外の学校機関
島根県内の学校等は全額免除、それ以外は料金表をご覧ください。
(学校が編成した教育課程に基づく活動により教職員に引率されて入場する者) - 龍源寺間歩の「取材・視察」
(観光PR・観光振興につながる取材。あるいは旅行エージェントによる視察)
※申請方法
- 申請書申込フォームに必要事項を記入して下さい。
申請書申込フォーム - 記入されたメールアドレスに減免申請書をお送りします。
- 申請書に必要事項をご記入のうえ指定管理者までメールで送ってください。
- 申請して頂いた後、指定管理者(石見銀山みらいコンソーシアム)が、申請内容を確認し適切な内容であれば免除決定書をメールで送付いたします。
- 当日は、免除決定書を龍源寺間歩窓口で提示してください。
送付先:
龍源寺間歩の撮影について(行為の許可申請書)
龍源寺間歩において撮影等(取材を含む)を行う場合に申請手続きが必要です。
※申請方法
- 申請書申込フォームに必要事項を記入して下さい。
申請書申込フォーム - 記入されたメールアドレスに行為許可申請書をお送りします。
- 申請書に必要事項をご記入のうえ指定管理者までメールで送ってください。
- 申請して頂いた後、指定管理者(石見銀山みらいコンソーシアム)が、申請内容を確認し適切な内容であれば許可決定書をメールで送付いたします。
送付先:
◆お問い合わせ
mail:![]()
指定管理者:(一社)石見銀山みらいコンソーシアム(大田市大森町イ490)TEL:080-1394-9098(担当:渡辺、伊藤)
石見銀山龍源寺間歩(管理棟) TEL:0854‐89‐0347


















