4月14日(日)遺跡の保全と水害を考える

世界遺産でもある大森町の大きな特徴の一つは、町の中を「川」が通っていることです。
近年、水害の危険度は年々上がっており、避難しなければならない降水や川の水位の上昇もありました。大森町並み討論集会でまとめたデータによれば銀山川は、羅漢町橋で豪雨の降り始めから46分、三石谷川は羅漢寺付近で降り始めから26分で川の水が橋を超えるとの推計値が出ています。
川を良く知り、水害を正しく恐れ、水に親しむ世界遺産のまちであり続けるために共に学び・考えようと下記の会合を企画しました。ぜひご参加ください。

●日時:2024年4月14日(日)13:30~15:00(開場13:00)
●会場:大森町 町並み交流センター 多目的ホール
●内容
(1)下間久美子先生のお話
「文化財を大切にしつつ、町並みと暮らしを守ること」に関する事例を紹介
2)パネルディスカッション・意見交換
高田龍一先生と下間久美子先生を助言者に、意見交換。
今回は特に町内の橋(羅漢町橋や京信寺橋)と護岸、川床などについて取り上げます。

【先生のご紹介】
下間久美子先生(國學院大學教授、日本イコモス副委員長、元文化庁主任文化財調査官)
高田龍一先生(松江高専名誉教授/環境・建設工学、市伝建審議会委員、主に防災を担当)

主催:一般社団法人石見銀山みらいコンソーシアム
共催:大森まちづくりセンター・大森町自主防災会

「遺跡の保全と水害を考える」チラシ

4月5日(金)月亭柳正 大森さくら落語公演

ご縁の国島根県の世界遺産石見銀山にて、奇跡のようなご縁により若手落語家月亭柳正さんの落語をお届けすることとなりました。月亭柳正さんは町の美しさ、人々の温かさ、Iターンの方々の活力、笑顔、そして大森小学校文化祭で小学生が真剣に落語を演じる姿を録画でご覧になり感銘を受けられ、ぜひ!と引き受けてくださいました。みなさまに楽しい落語を味わっていただければ、幸いです!

●とき  4月5日(金)14:00~15:30
●ところ 大森さくら保育園 遊戯棟(定員50名)

主催・企画:木下謙一(大森町出身)
後援:大田市教育委員会・一般社団法人石見銀山みらいコンソーシアム

月亭柳正 大森さくら落語公演チラシ

3月10日(日)第28回石見銀山梅まつり

久々の梅まつり、開催となります!恒例の「梅の種とばし大会」もあります。ぜひご参加ください!

日時:令和6年3月10日(日) 10:00~15:00(雨天決行)

会場:石見銀山公園駐車場

主催:大森観光開発協会

石見銀山梅まつりチラシPDF

梅まつり秘話

石見銀山梅まつりは今回で28回を迎えますが、まだ始まったころの話です。雑誌の投稿欄だか広告に数行小さく梅まつり開催の記事を載せたそうです。そこに「梅飛の種とばし大会」って書いてあったのですが、それを見て参加が来るとは思ってなかったそうです。ところが当日2名の参加者が来ました。参加者があると思ってなく全く準備をしていなくて、そこでまだ若かった当会の代表理事の松場大吉に何とかしろと指令が出たそうで慌ててビールケースをひっくり返して台にして線を引いて会場を準備し急場をしのぎました。今ではすっかり定着した梅の種飛ばしですが、そうやってスタートしたそうです。